言うことを聞かない子供 小学生に対する接し方
子供は、突然コロコロと興味の対象が変わります。
今、笑っていたかと思うと、突然わがままを言いだしたり、聞き分けがなくなったり、自分の要求を押し通そうとして親の言うことを聞かなくなったりします。
親の方は親の方で、忙しいのに何言ってんの?とか、どうして言ったことをちゃんとやらないの?とか、前は何でも言うことをよく聞いて素直な子だったのに、とかイライラしてしまいますよね。
そんな時の対処法を今回は見ていきたいと思います。
あなたは、言うことを聞かない子供をしっかり見ていますか?
子供は、長い時間じっとしていることが出来ません。
生れてまだそんなにたっていないのですから、全てが興味の対象になり得るのです。小学生は、知識の吸収力がもの凄く高いので、ちょっとでも珍しいことや、自分が好きなものに出くわすと意識がそちらへ行ってしまいます。
そして、起きている間は、体を動かして自分を表現しています。自然にパワー全開になってせわしなく動き回るのです。
親の方は、それについていけず、じっとしてよ!なんでおとなしく私の言うことを聞けないの?ちゃんとすることした?と頭にきてしまうのですが・・・。
子供の興味が今どこにあるのか?何に反応してるのか?何がしたいのか?そこのところをしっかり見る必要があります。
ただ、わがままを言っているのではなく、何か意図があるはずなんです。
自分のことを見てくれていないと感じているのかもしれないし、自分が言ったことに親の方が遮ってしまって聞いてくれていないと思っているのかもしれません。
そこには、なにかしらのサインやメッセージがあるのかもしれませんね。
まずは、子供が何を知らせたいのか、しっかり見ていく必要があります。
自分の態度が、一貫していますか?
子供と一緒になにかやりたいのに、つい今しなければいけないことがあったり、済ませておかなければと思って子供に言うことが、その時その時で違っていませんか?
この前は、お母さんはこう言ったのに、今は違うことを言ってるとかになると、子供は敏感に違和感を感じています。前言ったことと今言うことが違うのは、子供にとっては非常に理不尽に感じるのです。
大人だったら仕方がないよねとあきらめるところでも、子供心に矛盾を感じて二重拘束の状態になります。どちらにしてもダメなんじゃんと訳がわからなくなりますね。
なかなか説明は難しいかもしれませんが、子供を注意するときは、まず子供の話をしっかり聞くようにしましょう。子どもの話を聞きながら、良くなかったところは「そこは良くなかったね。」「ここは気をつけよう。」と言うようにします。
相手の話を聞くということは、非常に大事です。聞き役に徹しながら、良くなかったところを注意するようにするのです。やみくもに今の感情でダメというのではなく、ここは褒めるところ、あ~ここは気をつけた方が良いよねと、親の方も冷静に対応する必要があります。
こう言ったら思い当たる節がありませんか?子供の態度は自分の態度と全く同じなんです!
自分の都合だけで、子供を動かそうとしていませんか?
自分が早く次のことをしたいがために、子供を叱ったり、心のこもっていないほめ方で動かそうとしていること、ありますよね。
叱られるのにしても、意味なく叱られてると感じると子供は傷つきます。自分が心から悪いことをしたなと思ってないにのにただ叱られてると思うと、親に対する信頼もなくなります。自尊心が傷ついたり、自分を認めてくれていないと感じたりするのです。そして、さらには、自分はダメな子だと自分自身に自信をなくしたりするようになります。
親との会話が上手く出来れば、子供もこれはいけないことなんだなと振り返ることもできるようになるし、自分はこうしたかったんだと伝えることもできます。お互いの気持ちを素直に伝えることが出来るようになって、相手を思いやることが出来でば良いですよね。
親も子も、今ここでこうしたいということは別々かもしれないけれど、心の奥で何を思っているのかを思いやれれば、それほど悲惨な状況にはならない筈です。
言うことを聞かないと思っていた子供の心の奥を覗いてみてはいかがですか?
まとめ
小学生の子供が言うことを聞かない、これは誰しも経験することですが、やみくもに𠮟りつけず、その原因を冷静に見ていく必要がありますね。
もしかしたら、その原因があなたにあるかもしれません。自分の心の中を見ていくとスッキリするということもあります。自分が変われば相手も変わる!!!
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